「面倒くさい」で終わってませんか?

人材育成を実践するにあたっては「どの層にどんなスキルを身につけてもらうのか」「どのように活用して会社の課題解決を行うのか」などのテーマとゴールを社内で共有することから始めます。ハーバード大学のロバート・カッツ教授は各階層別に必要な3つのスキルを提案しています。

1、コンセプチュアルスキル(概念化能力)
2、ヒューマンスキル(対人関係力)
3、テクニカルスキル(業務遂行力)
図で見ると、階層別に必要な能力の比率は変化してきますが、対人関係力はすべての層にとって高い割合で必要な大切なスキルです。しかし、この対人関係力は個人の資質に委ねられていることが多く恒常的な対策を実施できていないケースが多いように感じます。良好な関係性を構築するためには、コミュニケーションの場や時間を設け、日頃からメンテナンスをしていくことが必要です。テクニカルなスキルを身につけることは重要なことですが、そのスキルを組織やチームで共有し業績につなげていくためにはメンバーとの関係性がより重要になってきます。生まれつき持っている資質でその関係性を築くことが苦手な人もいると思いますが関係性を構築することを一つのスキルとしてとらえ、そのスキルを習得すると考えていくと取組みやすくなってきます。特定の人との関係性を「面倒くさい」で終わらせず、「なぜ面倒くさく感じるのか」「自分の意識のどこを変えれば受け入れることができるのか」という視点でとらえていく意識の変化が大切です。
対人関係力の詳細を見ていくと以下の7つの項目に分類することができます。
①コミュニケーション力
②交渉力
③プレゼンテーション力
④ヒアリング
⑤働きかけ力(動機付け)
⑥リーダーシップ
⑦向上心
これらの能力はしっかりと育成することで伸びる余地のあるものです。経験やある程度の時間も必要になってきますが継続して取組みを続けないとチームに必要な要素として浸透することは一生ありません。
目指すべき人材像を言語化し目標とする地点を明確にしていくことが大切です。

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