あなたが毎日繰り返す脚本はどんなものですか?

ドライバーの影響を受けて実際の生活の中で繰り返し行われる行動パターンのことを「プロセス脚本」と言います。
人種や差別、教育、文化などが異なっても6つのパターンしかないと言われています。人はプロセス脚本のパターンから脱却することでより生きやすくなったり、人との関係性構築が容易になったり、人生の可能性を拡大することができます。

①「…までは」の脚本
「苦しいことをある程度過ごすまでは良いことは来ない」「幸せのためには必ずやらなければならないことがある」「…まではダメ」といった脚本です。幼児期には「いい子ね。宿題を全部やったら遊んでもいいよ」「ご褒美をもらうためには●●まで待たなければならない」等の経験の影響を強く受けています。この場合のドライバーは「完全であれ」「強くあれ」で、一生を通じて毎日これらのドライバーを強化しています。

②「…の後では」の脚本
「…の後が怖い」という思い込みの中、いいことの後にはきっと悪いことが来るに違いないと今を楽しむことができない脚本です。「他人を喜ばせよ」のドライバーの影響を受けていると言えます。

③「いつもいつも」の脚本
「いつもうまくいかないことをし続けなければならい」脚本です。「いつもうまくいかない人間関係や仕事を繰り返し選択してしまう」「ひとりの人から離れられない」などといった言動が見られます。特徴的なドライバーは「一生懸命にやれ」で、毎日様々な生活シーンを通して繰り返し強化しています。

④「もう一歩のところで」の脚本
(タイプ1)「もう一歩のところで成功したり完結したりすることがない」「いつももう一歩のところで力尽きてしまう」脚本です。この脚本を持つ場合の傾向は「もう少しだったんだけど…だったからできなかった」等の言動が見られます。「他人を喜ばせよ」「一生懸命にやれ」のドライバーを強化しています。
(タイプ2)
「掲げた目標を達成できたのにすぐに上の目標に挑む」脚本。日常生活においては「どこまでやっても成し遂げ感がない」「話が終わらないうちに振出しに戻る」「話が別の視点で終わる」といった状況で現れます。「他人を喜ばせよ」「完全であれ」のドライバ―を強化しています。

⑤「決して…」の脚本
「自分の欲しいものを決して手に入れることができない」「自分が一番望んでいることを行おうとしない」脚本で、
「休んではいけない」「楽しんではいけない」などの言動に現れます。何でも一生懸命にやらなければならない・弱みをみせてはいけないという場合と、駆り立てられる気持ちが強すぎて逆に行動に映れない場合とがあります。いずれの場合も「強くあれ」というドライバーを強化しています。

⑥「結末の無い」の脚本
「子供が独立した後、焦燥感を抱える養育者」「退職した後、やることを見いだせない人」が持っている脚本で
一定の期間が過ぎた後に何をしたらいいかわからなくなります。この場合の特徴的なドライバーは、「他人を喜ばせよ」「完全であれ」でこの行動を毎日強化してしまいます。

私にとっての優勢なプロセス脚本は「もう一歩のところで」の脚本 タイプ2ではないかと思っています。いろんな目標や行動をノートに書いてそれができそうなると次の目標を立てて…を繰り返し自分に負荷をかけ過ぎ、目標を達成していないと自分で自分を急き立てストレスや自己卑下に繋がる傾向があります人は何かしらのプロセス脚本を一つ以上持っているとされています。これを機会に自分が持っているプロセス脚本について考えてみてはいかがでしょうか。

自分にとって優勢なプロセス脚本がわかれば要因となっているドライバーを緩め脚本から脱出することで、
繰り返し行われるネガティブな思考や感情のクセを改善することができます。
次回は自分の優勢なプロセス脚本から脱する方法について見ていきます
(引用元:日本交流分析協会テキスト)

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