あなたにはどんな許可が必要ですか?

ドライバーの影響を弱めるためにまずは「~してもよいのだ」という気持ちを意識する必要があります。ドライバーはどんな場合でも「~するべきだ」「~しなければならない」と自分自身を圧迫してきます。例えば、「急げ」というドライバーが優勢な人が「落ち着け」といくら自分に言い聞かせても効果はあまりありません。なぜなら反対に「早く落ち着かなければ」とか「落ち着かなければならない」という圧迫感を自分自身にあたえてしまうからです。それよりも「ゆっくりしていいんだよ」という自分への「許し」とか「許可」のほうが効果があります。この「許可」のことを「アロワー」と言います。つまり自分の中で無意識に持っているドライバーを意識的にアロワーに変換することで自分の脚本(=思考・感情・行動の癖)から脱却することができるのです。
「…までは」の脚本が優勢は人は、「完全であれ」「強くあれ」のドライバー行動を強化しています。また「満足するな」「楽しむな」という幼児期の養育者からの無意識のメッセージの影響も受けています。この場合は「ありのままでいいんです」「これで充分よくできています」「今を楽しんでいいんだよ」という自分へのアロワーが効果的です。
「…の後では」の脚本では、「他人を喜ばせよ」「一生懸命にやれ」というドライバーが優勢なので、「自分を大切にしていいんですよ」「充分努力してますよ」というアロワーが有効です。

このように自分の持っている無意識なドライバーを意識的に緩めることでプロセス脚本から脱却することができます。何十年も付き合ってきた感覚ですから2、3日で解放されることは難しいかもしれませんが、意識すること・継続することで必ず抜け出すことができます。まずは自分の持っているドライバー、プロセス脚本はどんなものかに気づくことがスタートです。自分の思考や感情の癖から抜け出すことは新しい経験や可能生を拡大することに繋がっていきます。

「過去と他人は変えられない。変えることができるのは”今ここ”の自分と未来だけである」
byエリック・バーン

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