あなたの可能性を狭めている価値観はどんなものですか?

人は子供のころの親(養育者)との関係性の中で思考や感情、行動のパターンを形成していきます。親からの存在認知を得られるように、自分の思考や感情を親の期待に添うように適応させていくのです。幼い子供は自分一人では生きていけません。そのため自分が生存するために生まれて数か月からこのように親の期待に添うように思考錯誤しているのです。
このことを「幼児決断」といい、大人になっても人生における重要な場面においてどのように行動するのかを方向つけています。そしてこの幼児決断によって方向つけられた人生における方針を「人生脚本」といいます。
心理学者E・バーンは人生脚本について
「人生の早期に親の影響で発達し、現在も進行中のプログラムをいい、個人の人生の最も重要な場面でどう行動するかを指図するものである」
と説明しています。

人生脚本はわれわれが生きていく中で様々な場面で顔を出し、その影響に気づくことがあります。ポジティブなものや身の安全を守るものであれば人生を有意義にしてくれますが、ネガティブなものであれば自分らしい生き方を阻害する要因になります。例えば「人を信用してはいけない」という親の言動の影響を強く受けて人との信頼関係がうまく築けないとか、「男らしく(女らしく)しなさい」という影響で本来の自分の感受性に悪影響を受けたりすることがあります。
幼いころに養育者から受けた言動の影響でその後の人生において特に深刻な影響を与えるものが下記の12項目です。
①存在するな
②男(女)であるな
③子供であるな
④成長するな
⑤成功するな
⑥何々するな
⑦重要であるな
⑧所属するな
⑨愛するな・信用するな
⑩健康であるな
⑪考えるな
⑫感じるな
もし親(養育者)からの影響を受けて自分で検証せずに「●●してはいけない」「●●であるべきだ」と思い込んでいることが自分の可能性を妨げていることに気づいたら「●●してもよい」「●●でなくてもよい」と自分自身に許可を与えていくことで人生脚本を書き換え、自分の生きやすい脚本に変えることができるようになります。
(参照:交流分析協会1級テキスト)

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