コンプリメント

メンバーとの関係性を構築するために「●●さんがやってくれたので助かった」「~してくれてうれしい」とか「●●さんの強みは~だね」「~できる能力が高いね」などと言葉かけをすることを『コンプリメント』と言います。相手の気づいていない良さについて愛情をもって言葉をかけたり承認を行ったりすることで本人に気づかせてあげることです。ポジティブな言葉かけは相手の心を開き行動へと繋げ、コミュニケーションを円滑にします。しかし言葉かけの内容には気を付ける必要があります。うそやおべっかはすぐに相手に伝わるので本当に感じたことでなければ逆効果です。大切なのは何のためにコンプリメントするのかということです。上司が都合よく部下をおだててコントロールしようとするのではなく、部下の気持ちや成長、やる気を促進することが目的です。上司の中には、良い部分を見つけることが苦手だとか、部下は褒めると甘える、という人もいますが、メンバーの自信ややる気がチームや組織の目標を達成するためには欠かせない要素となります。
コンプリメントされることで部下のモチベーションがあがったら次はタイミングを見計らって、目標設定や期待している役割について対話できる環境をつくることです。また相手のすべてを受け入れるのではなく悪いことに対しては冷静に毅然と対処することも重要です。だめな理由と期待している役割を冷静に伝える努力が必要になります。
『ゴットマン率』という人間関係を円滑にする黄金比があります。これによると上司と部下の関係での声かけの割合はポジティブ4に対して、ネガティブ1程度が良い関係性が保てるそうです。1つ注意したら、4つ褒めるといった感じでしょうか。これが親子などの信頼関係が高い関係になると3対1に変化するそうです。
メンバーの長所に意識を向けて関係性を構築していきましょう。

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