人間関係と幸福の研究

先日、お世話になっている社長様に教えて頂いたお話ですが、1938年から75年にわたりハーバード大学が行っている「良好な人間関係こそが幸せと健康の秘訣である」という研究があります。
上流階層と貧困層からの2つのグループから724人の被験者を選び、その人達の人生を記録し続けているというものです
それぞれの人がどんな人生を歩むのか仕事や家庭生活、健康状態を2年に1度記録し続けています。
何世代にもわたって引き継ぎ調査を続けていくことで研究がつづいていますが現在は4代目の責任者が実施しています。
ある人は弁護士になったり、ある人は医師、またある人は工場労働者、レンガ職人…
中にはアルコール中毒、統合失調症を発症したり、貧困層から抜け出し大成功を治めたり、またある人は大統領になったり…と様々です。

この研究はただアンケートをとるだけでなく、客観的な評価を行うためにも実際に家まで出向き、本人と家族へのインタビュー、健康診断も実施しています。
研究は続いており724人のうち60人は今でもご健在のようです。
現在はその子供たち2000人超に対しても研究がおこなわれています。

この研究の結果から私たちは3つの教訓を学ぶことができます。
1、社会的なつながりが大切で孤独は命取り
家族や友人、地域の人たちなど社会的なつながりが豊かな人ほど幸福で健康にも恵まれ長生きしている。
孤独な生活には毒性があり、同時に自分を不幸だとみなす傾向がある。
2、良好で親密な関係が私たちを老いから守ってくれる
50歳の時に人間関係に満足していた人が80歳の時に幸せで健康な人生を迎えることができている
3、良好な人間関係は身体を守るだけでなく脳も守る
必要な時には助けてくれるという相手に対して絶対的な信頼をよせている人はそうでない人より記録力がしっかりしている

最後に75年の研究の成果は
「人生が幸福だと感じている人は家族や友人、地域社会との人間関係を大切にした人ばかり」だということです。

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