共感できてますか?

リーダーにとって必要な要素はたくさんありますが、メンバーの気持ちに「共感する」こともその一つと言えます。「共感する」には2つの意味があります。2つの共感をうまく活用できればチームメンバーのモチベーションを上げることに役立ちます。
一つは「他者の感情を感じ取り自分も一緒の気持ちになる」という意味です。これはエンパシーといわれます。もう一つは、「他者の感情を感じてはいるが客観的でいられる状態」を意味します。こっちはコンパッションと言います。前者は、ただ目の前の相手と同じ気持ちになっているだけなので、行動には移せません。反対に、後者は、客観的に感じているのでアドバイスやフィードバック、支援という形で問題解決に向けての行動に移すことができます。脳科学的にも同様のことが言われています。エンパシーで感じていると、脳の悲しみや痛みといった不快感情を司る部位が活性化します。すると、人間は本能的に苦痛から逃げ出そうとしたくなるため、相手を支援する行動に繋がらないという研究結果が出ています。しかしコンパッションに客観性をもって共感することで、脳の協力的な行動、充実感、持続力を高める部分が活性化します。そのためメンバーを支援するという行動をとることができるようになります。
エンパシーを求めるタイプの人から見れば冷たいように見えるリーダーの対応も実は問題解決のために効率よく脳を働かせているということが分かればどんな人がリーダーとしてふさわしいか判断することに役立ちますね。

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