業績規範を高める

組織論から見ていくと、組織の生産性は、「集団の凝集性」と「業績規範」という2つの要素が影響すると言われています。
「集団の凝集性」とは、集団がメンバーを引き付けてその一員となるように動機付ける度合いのことで,
「集団の業績規範」とは、組織や会社の目標と個人の目標がいかに一致しているかということです。
生産性がもっとも高いとされているのは、集団の業績規範が高く、凝集性も高い組織です。

このとき集団の凝集性と業績規範では業績規範のほうが生産性への影響は大きいとされています。
例えば、業績規範が高まれば、凝集性が低くても生産性は高まるのです。
しかし凝集性が高くても、業績規範が低ければ生産性は低下します。

仲の良いチームが生産性を上げるのではなく、思いや意識にズレの少ない個人が集まり力を合わせる環境が整うことでチームの生産性が高まるのです。
個人の意識が低い場合、たとえ団結力が高くても業績は低下してしまいます。

組織の生産性を改善するためにまず最初に取組むべきは、この業績規範の向上であり、個人と組織の目標を重ね合わせることが大切だということです。
リーダーの仕事の大部分はその環境を整えることです。

具体的には、1ON1セッションやコーチングなどを通して業績規範向上に取り組みます。
定期的なコミュニケーションを通してメンバー一人ひとりの思いを聞くことからチーム作りは始まります。

働き方改革が叫ばれ一人ひとりの生産性向上が求められる中、まずは身近なメンバーから定期的なセッションを始めてみてはいかがでしょうか。

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