相手のことを尊重していますか?

「アサーティブコミュニケーション」という言葉を聞いたことはありますか?アサーティブとは、「自分と相手をお互いに尊重しながら自分の言いたいことを伝え物事を前進させていくコミュニケーションスキル」です。起源はアメリカで開発されたセルフマネジメントのトレーニングとして自己主張が苦手な人の為の表現方法として開発されました。多様な人種の中で、個人の自己主張が求められる文化的な背景がこのスキルの進化を支えてきたといわれています。
日本語でも「アサーティブネス」「アサーション」「Win-Win な自己主張の方法」などと言われたりしています。日本では1980年代に紹介され看護師、福祉職、医師、カウンセラーなどのセルフマネジメントの手法として紹介されたり、いじめ、セクハラ、パワハラなどにおける対応策としても紹介されていきました。現在のように価値観の多様性や働き方改革などで様々な考えや個人の価値観が重要視される中では、ひと昔前のような「とにかく上司のいうことを聴いておけば大丈夫だから」とか「若いくせに意見するなど生意気だ」みたいなスタイルは通用しません。「コミュニケーション研修」や「部下との接し方研修」などを行いますと「現場が緩む」とか「部下に言いたいことも言えなくなる」と誤解し、自分のスタイルを変更できずにいる方もいらっしゃいます。
私たちの世代においては上司の接し方はとても乱暴・乱雑でしたし「技術は見て盗め」「黙ってやれ」と言われて育ったように感じます。そのようなリーダーや管理職の方々にも自分のコミュニケーションスタイルがどの程度アサーティブなのかを考えることはこれからのリーダーシップを見直す良いきっかけになるのではないでしょうか。

Related post

  1. 思考のクセを理解する

  2. ヒントを探る

  3. 得意な学習スタイルは?⑤

  4. メンバーの○○○を信じる!

  5. 共感できてますか?

  6. 「面倒くさい」で終わってませんか?