緩むことがスタート!

「コーチ的な関わりをすると部下の気持ちがゆるんで統制が効かなくなるのでは?」という質問を受けました。細かく指示を出し引っ張っていくタイプの人にしたら支援型のコーチ的な関わりは時間もかかるし、甘やかしすぎ…と見えるかもしれません。業種やメンバーの習熟度、会社の風土なども影響するので一概には言えませんが、もしメンバーが今までのやり方で行き詰まり、思考も行動も停止している場合、まず取り組むべきは「緩ませる」という感覚です。プレッシャーや不安で思考や行動が止まっている状態に気づくための余裕を持つために「緩む」必要があります。そして本当に大切になってくるのはその後の関わり方です。せっかく緩んだ意識をどこに向かわせるのかで行動が変わっていきます。人は緩んでリラックスすることで次の行動へ移るためのエネルギーを蓄えることができます。休日にリフレッシュするために家族や友達とどこかに出かけたり、仕事終わりに飲みに出かけたりするのと同じです。緩んで蓄えたエネルギーを次の仕事に向けて使っているのです。
先般のケースでは緩んで蓄えたエネルギーを「何をやめるかを決める」という行動のためのエネルギーとして使います。「自分のパフォーマンスを下げている要因を見つけそれをやめる」という行動です。心理的な要因やプライベートな問題、体の不調などが原因になっている場合が多くみられます。するとストレスが減りますので慢性的なエネルギー不足から解放され、エネルギーの使い道を新しい使い道へと決めていくことができます。
「緩む」→「やめることを決める」→「エネルギー漏れがなくなる」→「新しくやることを決める」→「行動する」の順番です。
リーダーの関わりで大切なのは、「やめることを決める」ための支援をすることです。定期的なコーチングセッションを実施することは「緩ませる」から「行動・チャレンジ」へとメンバーの意識・行動の変化を支援することに効果が発揮されます。

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