見落とし

「状況をディスカウント」することで組織や周囲の人を危険な状況に招くことがあります。
例えば、災害に対する意識がディスカウントされていたら、死に直結することもありますし、
子供が危険な場所で遊んでいるのに注意せずに放っておいてけがをした場合も、状況に対してディスカウントしていたと言えます。
会社であれば、売り上げや集客の変化を真剣に受け止めることができずに状況をディスカウントしたり、
お客様のクレームやスタッフからの相談に対して向き合うことをせずに業績を落としたりします。
状況に応じて適切な感情が働いていないとこのようなディスカウントが起こり、
「大したことはない。まあなんとかなるだろう」
と重大な兆候を見落としてしまい取り返しのつかない状況を招いてしまうのです。
過去の経験にとらわれすぎたり、未来の不安を低く見積もったり、問題を誇大視しすぎたりすることで
現在の状況を正しく認識できないことからディスカウントは発生します。

ディスカウントの起こる3つの領域について見てきましたが、
どんな領域でも冷静に分析できるAの感情の働きを高めることで現実に起こっていることを直視し、ディスカウントを防ぐことができます。
そのためにもまずは自分自身のディスカウントがないか、あるとすればどのような状況の時なのかを分析し、
自分自身へのディスカウントを少しづつ減らしていきましょう。

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