高いパフォーマンスを維持できていますか?

テクニカルスキルとは、実際の業務において直接的に役立つスキルや知識のことです。パチンコ業界を例にとると遊技台の運用方法を把握したり設定や利益配分、営業計画の立案、プロモーションなどが当てはまり、営業系の業務では商品のプレゼン能力や会話術、接客系の業務ではお客様対応力や接遇スキルなどがその範囲となります。これまで見てきたヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルと合わせて3つのスキルを身につけ、高い生産性を実現できるリーダー・管理者として成長することを期待されています。カッツモデルを利用して各階層別に求められるスキルをみてきましたが、さらにその基盤となるスキルがあります。「セルフマネジメント力」と「社会人基礎力」です。

セルフマネジメントとは、自己管理や自立のことで、感情面のコントロールをはじめ時間の使い方や自主的な行動ができているかなどの視点から自分の言動を調整していくことです。セルフマネジメントができている時には、肉体面・精神面における安定した状態を維持することで高いパフォーマンスを維持しつづけることができます。安定した状態を維持することの効果の一つは、周囲からの信頼を得ることができるという点です。部下からは相談しやすいと思ってもらったり、上司からは困難な業務でも我慢強く取り組んでくれるという期待感を得ることができます。
社会人基礎力とは、2005年から2006年に経済産業省が提唱している人生100年時代に社会人に必要な能力(スキル)のことで、読み書きを含む基礎学力と、職業知識や資格などの専門知識に加えて職場や地域社会で活躍をする上で必要になる第3の能力として紹介されています。 社会人基礎力は3つの能力で構成されておりそれぞれ「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」 のことです。
時代の急速な変化とともに「必要となる人材も大幅に変化している。技術の飛躍的・非連続的な進歩により、知識やスキルの「賞味期限」は短期化しており、時代に応じて自ら随時アップデートしていくことができる人材が求められるようになった。加えて、上辺だけのスキルだけでなく、あらゆる環境下(どのような組織・企業等)においても、自らの能力を最大限発揮するための「社会人基礎力」(=いわゆる人材としての「OS」)を備える必要性が増大している。」とされています(経産省HPより)。
研修を企画する場合においては、事前にアセスメントやアンケートなどを実施し現状の課題を把握して計画的に取り組むことが必要で、可能な限り事前と事後の効果をどのように測定するのか、誰が測定するのか、といった点まで、計画として織り込んでいくと継続的で効果的な人材育成の効果が発揮されていきます。

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