ロサダライン

ロサダライン

スタッフのみなさんから集まった日報を見ていると
「この店舗はやる気があるな」
「取り組みに対して前向きだな」
と感じることがあります。店舗の状況はスタッフの心情に大きく影響を与えるようです。
反対に良くない状況にあることも感じます。
「周囲との連係がとれていないのでは?」
「業務に人が追い付いていないのでは?」
「なんとなくやる気が感じられない」
などです。
こんな時は、店長へ連絡すると店舗の状況で悩んでいることを打ち明けてくれたりします。「店の課題は自分が解決しなければならない」という責任感から相談しにくい時があるのかもしれません。日報の提出数が急に低下したときも何かのサインであることが多いです。日報から感じることにせよ、提出数にせよ大切なのは変化の兆候を見過ごさず、一緒に課題解決に向きあうことです。
「急にスタッフが辞めてシフトが回らない」
「機械トラブルが多くて人手がかかる」
など課題がわかればいくらでも支援をすることが出来ます。ほおっておくと不満は溜まるばかりですが、一緒に向き合うことで店舗との信頼関係は格段に上昇します。

ポジティブ心理学でロサダラインという指標があります。アメリカの心理学者マーシャル・ロサダが行った実験によると高い業績を出すチームはメンバー同士の会話で使われる言葉の比率が

ポジティブ:ネガティブ=2.9013:1(約 3:1)

という関係が成立しているそうです。
さらにより高い業績を達成するチームからは、

ポジティブ:ネガティブ=6:1

という比率が算出されたそうです。
この指標を元にするとスタッフの使う言葉を確認することで目には見えにくい店舗の状況を把握するヒントになりそうです。

日報を読んでいると業績の良いチームのコメントは勢いを感じますし、元気なコメントが多いように感じます。また、この指標からわかるのは、ネガティブな比率も適度に必要であるということです。ポジティブだけでは高い業績は達成できないということでしょう。

「褒める」=ポジティブと、「叱る」=ネガティブをうまく使いながら質の良いコミュニケーションを促進し、チームのパフォーマンスを上げていきたいですね。

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